坐骨神経痛

このような症状はありませんか?

  •  お尻から太ももの後ろ側にかけて鋭い痛みがある
  •  かかとや足の裏までビリビリしびれることがある
  •  腰の痛み
  •  下半身の間隔がマヒした感じがする
  •  重いものを持ち上げるとお尻に痛みが走る
  •  歩いて少し経つと足が重くて持ち上がらなくなる、しかし、少し座っているとまた歩けるようになる

坐骨神経痛とは

腰から出て、お尻、ももの裏、ふくらはぎを通って足先までを支配するのが〔坐骨神経〕。この走行に沿って痛みやしびれ、重だるい感じがすることを【坐骨神経痛】と呼びます。ただ、この【坐骨神経痛】とは病名ではなく、症状です。ストレスや血行不良によって硬くなった筋肉が〔坐骨神経〕を圧迫することによってしびれが起き、そのしびれによって、足まで続く坐骨神経周りの筋肉が「血行不良」になることによって痛みやだるさを発する症状であり、神経痛ではありません。

骨盤が前に倒れるような立ち姿勢、足を組むクセ、長時間の座椅子の使用などの生活習慣も、〔坐骨神経〕まわりの筋肉を強く引っ張ることになり、症状を強くする原因となります。

このような坐骨神経痛の症状がでると、症状の出ている部分を動かさなくなるため、筋力低下、特にお尻の筋力低下を起こすため、症状の出ている側に突っ張るような立ち姿勢がクセになり、足をひきずるような歩き方になることがあります。


こんな施術をします

痛みによる体のアンバランスが引き起こした縮んで短くなった筋肉と動きの悪くなった関節を調整し、バランスを整えていきます。それによりまずは神経に触れてしまっている部分を緩めます。また、痛みの出にくい歩き方や体の動かし方を覚えて頂き、腰や坐骨神経の走行上に負担のかからないようにして、痛みによる体の緊張がでない状態に持っていきます。


実際の症例 (20代女性 デスクワーク)

来院時の症状
1か月前より左の腰からお尻にかけてのしびれ、痛みがでる。
1年前に右腰の鈍痛により立てなくなり整形外科にて椎間板ヘルニアと診断され手術。今回は、以前よりヒドイ痛みでないが、前回の症状に似ているため不安になり来院。睡眠は普通にとれている。立ち上がりの際に痛みが増え、駅より10分で歩けた距離が、立ち止まらないと歩き続けられなくなっている。
その他、慢性の肩こりもある。

検査・原因分析
デスクワークで座っている姿勢が多いせいか、骨盤が前傾し、腰のカーブが強い。いわゆる「反り腰」になっている。痛みのせいか、骨盤の左側が前にでて、体がねじれるクセがある。

座位の姿勢が長いと、姿勢がくずれ、腰の筋肉前傾したまま固まり、立ち上がる時に腰椎が無理やり動かされるため、坐骨神経痛が発症すると考えられる。また、崩れた姿勢のままハイヒールを履き歩くため、腰の前湾が強くなり、神経痛が出てくると考えられる。

施術プランと経過
腰椎の強すぎるカーブを和ら縮んでいる腰の筋肉を伸ばし歪みをとっていく。同時におしり、脚の筋肉の緊張を和らげることによって、坐骨神経の圧迫部分への負担を少なくする。
自宅ではまずは、腰椎の前傾を防ぐエクササイズを行ってもらい、腰に動きがでてきたら、腰椎の動きを良くするエクササイズに変えて、一日二回づつ行ってもらう。
良い姿勢をとる練習により、腹筋、殿筋を鍛えて背骨を安定させ、正しい歩き方を学ぶことによって、腰への負担を減らさせる。


1回目
施術後、骨盤を動かせるようになる。腰をそらすエクササイズ、骨盤立てを指導。初回だが、姿勢が上手にできるため歩き方の初歩(腹筋を入れた歩き方)を練習。きちんとした姿勢をするとしびれや痛みがでない。
2回目(3日目)
仕事へ行くときは痛みがでなかったが、帰りの際、急ぎ足をするとおしりへの痛みがでた。
3回目(5日目)
鈍痛のみになった。しびれは無い。体を反らすエクササイズを続けている。移動中の歩き方を注意している。施術後歩き方のチェックと左右に体がぶれるクセを治す練習を指導。
4回目(8日目)
朝礼にて2時間立ち続けたが以前ほど痛みは出なかった。
施術後、頭の位置を注意した立ち姿勢、歩き方の練習。
5回目(10日目)
一日調子よく過ごせた。歩きでも痛みやしびれが出なくなった。
骨盤の前傾が大分減少。調子が良いので少し来院の間隔をあけてみる。
6回目(14日目)
仕事後でも疲れなし。痛みが消失。立位での左右のブレも改善されてきた。
いつも履いていた8CMのヒールでの歩き方の練習開始。
7回目(17日目)
痛みはなく、調子が良い。
姿勢の左右差はさらに減少。腰椎のカーブもだいぶ良くなってきた。今回で集中治療を終了。
8回目~現在
週に一度の来院から、現座は一か月に一回の体のメンテナンスと姿勢、歩き方のチェックを行っています。